富士山美保子
グランシップで開催されている「答礼人形・富士山美保子(ふじやまみほこ)・里帰り展」を見に行って来ました。
「富士山美保子」は、1927年に日米友好の証としてアメリカから贈られた「青い目の人形」への答礼として贈られた日本人形です。
今回89年ぶりに里帰りしました。
「富士山美保子」は、日本に贈られた青い目の人形約13000体のお礼として贈られた答礼人形58体のうちの1体で、現在は、カンザスシティ博物館に保管されているそうです。
戦中、アメリカ憎しと壊されたりした「青い目の人形」、県内で難を逃れ現在残っているお人形5体も展示されていました。
上から、フローレンス、メリー、マーベル、メリー、ミルドレット
答礼人形「富士山美保子」さんは、約80㎝もある大きなお人形さんです。
「富士山美保子」(ミス静岡)さんの今着ている着物は、ミス神戸の着物で、美保子さんの着物はお道具とも紛失してしまったようです。ミス神戸は、人形自体ハリケーンで行方が分からないそうです。
「富士山美保子」と判明したのは、人形の頭部に作者の名前が刻印されていたからとの事です。
最初に着ていた着物も再現され、隣に展示されていました。
えんじ色で富士山、三保の松原、桜が付いた美しい着物です。
アメリカに贈られた答礼人形は、ミス○○と贈った県名が付いています。
この画像は、左からミス静岡(富士山美保子)、ミス日本(倭日出子)、ミス京都府・・・
グランシップでは、毎年「高松宮妃喜久子様のお雛様展」が毎年開催されています。
今年も、「里帰り展」と共に見学してきました。
こちらは、撮影禁止なので画像ありません。
今回、展示会を見てきて、沖縄旅行と同じく戦後70年経つというのに戦争を知らない私達、又深く考える事となりました。
戦争の無い、平和な世界を築きたいですね・・・
最近のコメント